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IVUS(血管内エコー)ガイドによるステント植込み,術後抗凝固療法を行わない治療法の安全性および有用性を検討する。 |
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IVUS-guided stentingの先駆けとなったstudyである。比較的low-riskな対象群のためか,かなり厳しいcriteriaが設定されているにもかかわらず3/4の症例で基準を満たし,結果として種々のstent studyの中で最も良好な慢性期の成績に結び付いている。血管造影だけでは過大評価されがちなステント後の拡張度をIVUSによってより現実に近付けることで,文字どおり“bigger is better”を実証した。さらにこのstudyのもう一つの貢献は,当時のステント後療法に関する議論の中で,抗血小板剤単独で十分に亜急性期の抗血栓効果があることを示したことである。(中野・中村・永井) |
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観察試験,多施設。 |
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追跡期間は平均198日。登録期間は1995年2~9月。 |
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1か所の新規病変による安定狭心症155例。標的病変長が<15mm,3mm径のPalmaz-Schatzステントの植込みが可能な血管に位置する病変。 除外基準:不安定狭心症,切迫心筋梗塞。冠動脈内血栓,多発性病変,びまん性疾患,左主幹部狭窄,入口部病変,分岐部病変など。 |
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バルーンによる前拡張後,ステント植込みを施行。残存狭窄<20%程度まで後拡張後,十分な拡張が得られたかをIVUSで確認(155例)。至適な拡張が得られない場合は追加拡張を実施。 IVUS-criteria*適合例に低用量aspirin(100mg/日)を投与。不適合例にはaspirin 100mg/日+heparin連続注入をacenocoumarolの治療レベルが得られるまで投与。同剤は術後3か月継続。 *IVUS-criteria: 1)血管壁へのステントの完全な密着 2-i)ステント内最小面積(MSA)が参照血管平均内腔の90%以上,あるいは近位,遠位,いずれの参照血管内腔を上回る。 2-ii)近位ステント端の面積が近位参照血管内腔の90%以上。MSA≧9.0mm2の場合は,2-i)の基準を各々80%以上,90%以上に緩和する。 3)ステント拡張の均一性:同一断面におけるステント内最小径/最大径≧0.7。 |
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on-line解析でIVUS-criteriaを満たせなかった症例は38例(24.6%)。このうち22例でaspirin+抗凝固剤を併用した。 (亜)急性ステント血栓症は2例(1.3%)。6か月間でQ波梗塞が1例(0.6%),非Q波梗塞が5例(3.2%),バイパス施行例が2例(1.3%),血管形成術再施行例が11例(7.0%),標的病変血行再建術再施行は7例(4.5%)であった。 定量的冠動脈造影による平均最小血管径は,1.12→ 2.89mmと増加した。6か月後の追跡冠動脈造影実施は144例(92%)で,6か月後の平均最小血管径は2.12mmであった。50%以上の再狭窄は12例(8.3%)でステント血栓例2例を加えると,再狭窄率は9.7%であった。 ★結論★選別された例においては,抗凝固薬を使用することなくステント植込みは安全に施行され,ステントによる至適な拡張を得られた。 |
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- [main]
- de Jaegere P et al: Intravascular ultrasound-guided optimized stent deployment. Immediate and 6 months clinical and angiographic results from the multicenter ultrasound stenting in coronaries study (MUSIC Study). Eur Heart J. 1998; 19: 1214-23. PubMed
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