循環器トライアルデータベース

WARIS
Warfarin Reinfarction Study

目的 急性心筋梗塞(AMI)後の死亡率,再梗塞および脳血管障害の発生に対する抗凝固薬warfarinの効果を検討。
コメント 心筋梗塞後にwarfarinを長期間用いることの有用性を示した。(中村中野永井
デザイン 無作為,プラセボ対照,二重盲検。
期間 追跡期間は平均37か月(24~63か月)。
対象患者 1214例。75歳以下。AMI既往歴(発症後平均27日)のある患者。
治療法 warfarin群607例,プラセボ群607例。INR 2.8~4.8にwarfarinを調整。全例,各病院でのガイドラインに従い,入院中にβ遮断薬を含む標準的内科治療。出血の危険を減らすため,aspirinまたは他の抗血小板薬を服用しないように指導。
結果 総死亡数は,warfarin群94例,プラセボ群123例で,warfarin群で24%減少(p=0.027)。 再梗塞は,warfarin群82例,プラセボ群124例に発生し,warfarin群で34%減少(p=0.0007)。 脳血管障害は,warfarin群20例,プラセボ群44例に発生し,warfarin群で55%減少(p=0.0015)。 重大な出血は,warfarin群で0.6%/年。
文献
  • [main]
  • Smith P et al: The effect of warfarin on mortality and reinfarction after myocardial infarction. N Engl J Med. 1990; 323: 147-52. PubMed

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ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09