循環器トライアルデータベース

RAAMI
Rapid Administration of Alteplase (rt-PA) in Myocardial Infarction Trial

目的 血栓溶解薬rt-PA急速投与の有効性と安全性を評価。一次エンドポイントは,90分後の血管造影による開存率。二次エンドポイントは,一次エンドポイント後60分後の開存率。
コメント rt-PA急速投与は再灌流を早め,安全性にも問題がなかった。(中村中野永井
デザイン 無作為,オープン。
期間 追跡期間は60分と90分。
対象患者 281例。急性心筋梗塞発症後6時間以内。76歳未満の男性および閉経後の女性,体重>65kg。
治療法 急速投与群:rt-PA 100mgを90分で投与 (15mgをボーラス投与,次に50mgを30分,35mgを60分で投与)。対照群:rt-PA 100mgを標準180分で投与 (10mgをボーラス投与,次に50mgを60分,40mgを120分で投与)。
結果 60分後の梗塞責任動脈開存率は,急速投与群76%,対照群63%(p=0.03)。90分後,急速投与群81%,対照群77%(p=0.21)。虚血の再発,再閉塞,うっ血性心不全,死亡,出血性合併症は両群で差はみられなかった。
文献
  • [main]
  • Carney RJ et al for the RAAMI study investigators: Randomized angiographic trial of recombinant tissue-type plasminogen activator (alteplase) in myocardial infarction. J Am Coll Cardiol. 1992; 20: 17-23. PubMed

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ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09