循環器トライアルデータベース

PARIS II
Persantine-Aspirin Reinfarction Study Part II

目的 心筋梗塞(MI)既往歴のある患者の長期治療に対する抗血小板薬dipyridamole+aspirin併用の有効性を検討。一次エンドポイントは,1年後と試験終了時の冠動脈疾患の罹患率,死亡率,全死亡。
デザイン 無作為,プラセボ対照,二重盲検。
期間 追跡期間は平均23.4か月。
対象患者 3128例 。30~74歳。MI後4週~4か月。
治療法 dipyridamole+aspirin併用群1563例,プラセボ群1565例に割付け。併用群は,dipyridamole 75mgとaspirin 330mg入りのカプセル1個を1日3回。プラセボ群は,プラセボのカプセル1個を1日3回。
結果 冠動脈疾患罹患率は,プラセボ群と比して併用群で1年後に30%減少,試験終了時に24%と有意に減少。冠動脈疾患による死亡率は,併用群で1年後に20%,試験終了時に6%減少,全死亡率は,併用群で1年後に11%,試験終了時に3%減少したが,プラセボ群との有意差はなかった。副作用 (胃痛,胸やけ,吐き気,腸管刺激感,腸管出血,頭痛など) は,併用群で有意に多かった。
文献
  • [main]
  • Klimt CR et al for the investigator group: Persantine-aspirin reinfarction study; part II; secondary coronary prevention with persantine and aspirin. J Am Coll Cardiol. 1986; 7: 251-69. PubMed

▲pagetop
EBM 「循環器トライアルデータベース®」
ライフサイエンス出版
ご不明の点はお問い合わせください
収載年月1999.09