循環器トライアルデータベース

LATE
Late Assessment of Thrombolytic Efficacy Study

目的 発症後6~24時間の急性心筋梗塞(AMI)患者において,血栓溶解薬alteplaseの有効性を検討。
コメント AMIにおけるalteplaseの投与開始は症状発現後12時間以内でも,12~24時間でも差がなかった。alteplaseの投与は少なくとも発症後12時間まで延長可能である。(中村中野永井
デザイン 無作為,プラセボ対照,二重盲検,多施設,intention-to-treat解析。
期間 追跡期間は6か月以上,73%が1年。登録期間は1989年4月から'92年2月まで。'92年12月フォローアップ終了。
対象患者 5711例。AMI患者。
治療法 alteplase群2836例,プラセボ群2875例。実薬群では,alteplase(rt-PA)10mgをボーラス投与,その後50mg/時を1時間,20mg/時を2時静注。両群に併用薬としてaspirin,heparin。
結果 死亡率はalteplase群で397/2836例,プラセボ群で444/2875例でalteplase群で有意でないものの低下が認められた。35日死亡率は,alteplase群8.86%,プラセボ群10.31%。発症後12時間以内に治療をした場合の35日死亡率は8.90% vs 11.97%と,alteplase群で相対リスクは25.6%有意に低下した(p=0.0229)。発症後12~24時間に治療を開始した患者では,8.7% vs 9.2%で有意差はみられなかった。
文献
  • [main]
  • LATE study group: Late assessment of thrombolytic efficacy (LATE) study with alteplase 6-24 hours after onset of acute myocardial infarction. Lancet. 1993; 342: 759-66. PubMed

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収載年月1999.09